先輩社員インタビュー

社員一人ひとりの仕事内容、その中に感じるやりがい、そして将来の展望や新たなチャレンジに向けた想いなど、個々がどのように事業と社会に向き合い、積極的に挑戦しているかをご紹介いたします。

発電事業部 I.K
2022年入社

発電事業部 I.K

どんな仕事をしていますか

木質チップを燃料としFIT制度の適用を受けたバイオマス発電所の操業業務です。この発電所は年間約5800万kWh(一般家庭約1.8万世帯分)の電力を供給する公益的使命があります。
私たちの業務は発電所の安全操業と電力の安定供給の責務を担っており、またCO2の削減や木材産業の活性化にも貢献しています。
具体的な業務は、中央制御室で設備の操作と監視を、現場で巡視を行います。設備が常に正常な状態を維持できるよう日々チェックやデータ採取を行っています。
当発電所は常時監視の発電所であり、昼夜を問わず年末年始も休みはありません。そのためシフト制を組み24時間体制で交替動務を行い、何かあれば常に現場対処できる体制を維持しています。このため体調管理が重要になってきます。また、異常時やトラブルは突然起こるのでいつ起こっても対応できるように常日頃から訓練に心がけ、緊張感や意識を保ち続けることが重要で大変なことだと考えています。

佐合木材の魅力を教えてください

佐合木材は、合同会社美濃加茂バイオマス発電所から発電業務の運営委託を受け新規事業として取り組んでいます。一からのスタートでやるべき業務はたくさんありますが、私は一例として設備の安全に寄与する改善提案を行い佳賞表彰されました。私たちがより良い発電所とすべく考え
てそれを行動に移す、工夫していく、多くの経験が積める、そんな発電所です。自分自身のスキルアップが発電所の全体のクオリティに繋がる事が体感できるのが魅力です。
以前製薬工場で勤めていた時に、工場で1つの目標に向かって全体が統一感をもち達成していく点が好きでした。当発電所は一からのスタートで既存事業ではないため自由闊達な雰囲気があり、全員が同じ目標に向かって立ち上げから運開後の操業に進めるというのはとても魅力的でした。発電所業務は未経験でしたが、持ち前の意欲と好奇心で仕事を覚えチームに貢献できるよう日々努力をしています。

どんな人がこの仕事に向いていると思いますか

一番大事なことは、異常の早期発見ができることだと思います。事故や設備を壊してしまっては何にもなりません。しかし異常に気づくためには、正しい状態を熟知し些細な変化を見逃さず、設備の知識も常に維持しなければなりません。発電所設備は隅々まで理解していること、新しい知識や疑問を貪欲に探究する行動ができる方は向いていると思います。また、正しい状態だろうという思い込みが重大な事故に繋がりかねないため、状態を正確に掴む能力や観察力、判断力を兼ね備えている方も向いていると思います。

今後の目標は

発電所業務は、電気事業法を始め消防法、危険物、公害防止に関する関係法令、自治体条例など、様々な法令・条例に基づいて運営しており、必要な有資格者の配置、届出も遅滞なく行う必要があるので法令遵守は必須です。これら関係法令の違反は、知らなかったでは済まされません。また、周囲の市民の皆様、地元企業様との良好な関係を維持していくことも事業継続のためにとても重要なことです。
発電所は、公益的使命があるので、運営に携わる発電員としてプラントの安全・安定操業のみならず、法令・条例をよく理解し知識を深める努力も今後していきたいと考えています。

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