地球にやさしい
「木質バイオマス発電」
林業経営 × 再エネ発電
を通じて、森林とエネルギー循環をつなげる提案をしていきます。
新しい形の森林経営
佐合木材サプライチェーンの生産流通起点。
山と木に感謝しながら、最先端の林業を目指す。
美濃加茂バイオマス発電所での
再エネ創出
未利用間伐材を主燃料にした100%木質由来のエネルギーを創り、地域へ送る。
新しい形の森林経営
若者×ICT×林業で、“安全性”と”高い生産性”を実践できる”スマート林業”を。
発電事業部では、通信端末を活用し、森林の伐採から搬出までをコーディネートします。
企業様や一般の方から委託されている森林の資源量を詳細に調査し、効率的な路網の設計や搬出計画を策定する役割を担っています。
年間を通じて、現場の運営を管理することで、森林資源の適切な利用と保護を両立させることに努めています。同時に、特に若者が働きやすい環境づくりにも注力しており、安全性や快適性を最優先に考えた労働環境を整備することを目指しています。
再生可能エネルギーの創出
佐合木材では、中部電力と三菱HCキャピタルと共同で出資・開発し、美濃加茂市内に美濃加茂バイオマス発電所を建設しました。
美濃加茂バイオマス発電所は、木質専焼バイオマス発電所となっており、環境事業部の工場でチップ化されたバイオマス燃料を燃やし、タービンを回して発電する仕組みです。発電電力量は、美濃加茂市の約3分の2の一般家庭の電力量に相当します。
バイオマスを適切に収集し、加工することで、再生可能なエネルギーや生産物を生み出すことができ、国内における資源循環を図ることで、環境負荷の低減および脱炭素化に貢献いたします。
将来、再生可能資源になりうる早生樹の栽培
バイオマス発電は運営コストの約6割を燃料となる木質チップが占めているといわれています。
佐合木材では、早生樹(成長の早い樹木)が再生可能エネルギーと森林林業の持続可能経営の双方に有効な資源となることを目指し、中部電力と協働して実証事業を実施しています。実証結果は、里山再生などを通じ、地域のエネルギー循環に貢献できる社会の構築のための基礎データとして活用していきます。