地域と暮らしを考える
私たちは木材のプロフェッショナルであり、木材や自然の問題を解決することは使命です。
人にも環境にも優しい事業活動や社内の取り組みを通じて、持続可能な社会の実現を目指します。
環境のために
日本の山を健康にする
(株)佐合木材は創業より山林事業を行ってきました。現在では苗木生産から始まり、植え付け、間伐、枝打ち、伐採、運搬まで一連の流れで木材生産を行っています。森林を適切に管理することで、土砂崩れや洪水などの災害を防止することができますし、植林された若い樹木が二酸化炭素を吸収することで地球温暖化に寄与し、健康な山からはミネラルを含んだ水の生成にもつながります。
再生可能エネルギーの創出
今までは使い道がなく山に放置されてきた枝、葉などの未利用材もバイオマス燃料として利用することで林業の活性化、再生可能なエネルギーを推進します。我々は長いスパンを見据え、安全で機能的な高性能林業機械の導入を適時行い、働きやすい環境を整備することで森林従業者を増やし、次の世代が安心して暮らし続けることができる環境づくりに目指します。
人・環境に優しい家づくり
住まわれる人の健康に配慮した優しい建材、省エネルギー住宅を推進する高性能な住設機器、気温差によるヒートショックを防ぐ高性能建材の普及に貢献します。また、生命を守る構造躯体には国産材の利用を推進し、山の適切な管理が行き届くよう行動していきます。
人・サプライチェーン
相互信頼づくり
社会貢献はもとより目の前のお客様に喜んで頂ける、なくてはならない会社・人材になることを目指します。その為に社員が継続して成長できる環境を整備し、またチームで支えあえる組織にします。
持続可能なサプライチェーン
木を育て、人を育てる、木を最後まで最適な用途に使用することを企業ミッションとし、木材循環のサプライチェーンを安定的に継続することを目指します。また、自社だけでなく異業者、同業者の方々と連携して今までにない木の価値を創造していきます。
地域・社会
地域活性化・社会貢献活動
地域に貢献できるよう地域の資金を地域に循環できるよう意識をもって企業運営にあたる。また、個性豊かな人材が活き活きと働けて自己実現できる場をつくり続けることで地域に貢献できる人づくりを目指します。
また、我々の今後の社会貢献として、木の素晴らしさや森林の多様性、山仕事の楽しさを伝える場としてイベントや木育を開催し、人間だけでなく動物・魚類にとっても住みやすい環境の一助になるべくチャレンジしていきます。
地域のエネルギー循環に貢献
バイオマス発電は運営コストの約6割を燃料となる木質チップが占めているといわれています。
佐合木材では、早生樹(成長の早い樹木)が再生可能エネルギーと森林林業の持続可能経営の双方に有効な資源となることを目指し、中部電力と協働して実証事業を実施しています。実証結果は、里山再生などを通じ、地域のエネルギー循環に貢献できる社会の構築のための基礎データとして活用していきます。
従業員のために
社員の健康的な生活を確保
社員の健康的な生活をサポートするために、当社では定期的に健康診断、ストレスチェックを実施し、診断の結果に基づいて、社員に適切なアドバイスやケアを提供しています。健康的に働き続けてもらうために、美濃加茂市にある健康増進施設クラブMを従業員は自己負担なしで利用でき、健康増進の機会を提供しています。
また、社員の働き方改革を推進し、有給消化、育児休業、時短勤務の取得を推進、社員の自主性と多様性を尊重する制度を整備しています。
多様性を尊重した職場環境
性別、人種、民族にかかわらず外国籍の方を雇用し、多様性を尊重した職場環境を目指しています。女性のキャリアアップやリーダーシップの育成にも力を入れ、社員の個性や能力を最大限に発揮できるように、教育や研修などの支援も行っています。
また、事業部間の異動や職務変更も、従業員の成長やビジョンを話し合う新たなスキル形成の場として提供できるよう、フレキシブルな組織運営を図っています。
林業プライズ制度
林業作業に対する意欲向上を促進するとともに、この業界で社会的責任を担う当社の組織活動の核となるみんなの取り組みがさらに充実することを目的として、伐倒など作業種に応じた部門ごとにその年に最も活躍した職員に、プライズステッカーを進呈しています。
SDGsへの取り組み
当社は持続可能な社会の実現を目指し、持続可能な企業価値の向上に努めています。
事業活動や社内の取り組みを通じて、当社ではSGDsの10の目標に貢献しています。
SDGs推進パートナー
佐合木材は、岐阜県と美濃加茂市の「SDGs推進パートナー」に登録しています。それぞれの有する資源や知見等を生かし、ともに目指すゴールや地域・社会課題の解決に向け連携し、持続可能な取組や活動を推進するとともに、SDGsの普及啓発を図ってまいります。